ことば集 - 【ニーズを形にする】開発型ベンチャー企業 エイブル株式会社 株式会社バイオット

【ニーズを形にする】開発型ベンチャー企業 エイブル株式会社 株式会社バイオット

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当社の泣き所 (16/10/03)

当社がお客様にご評価いただいている点の一つは、お客様の目的に合わせて都度、製品を設計し、提供できる技術の蓄積ですが、泣き所の一つはほとんどの製品が受注生産であり、製品は数十年の寿命があるうえ、消耗品が少ないので、一度納品すると当分注文がなくなることです。バイオの研究はスピード、正確さ、さらには大量の実験数などが要求されるので、我々もお客様が手間をかけずに必要な解析が出来る装置を提供することで、お客様の開発速度向上に貢献し、買い替え需要を促すことが必須です。海外では同業者は買収や統合が行われ、この事業の継続が難しいことを伺わせます。
事業の安定化のためには蓄積した技術を活かした、作り置きできる定型品を作ることや、使い勝手をよくしてお客様の研究効率を上げるような消耗品の品揃えもして、泣き所の解消を図りたく思います。

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セレンディピティ(serendipity) (16/09/16)

セレンディピティとは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見することやその能力。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること(ウィキペディア)。"偶然に科学的な発見をする能力"とも訳されます。

ルイ・パスツールは自身の大学での講義で "In the fields of observation, chance favors only the prepared mind(観察の世界では幸運は用意された心に微笑む)" との言葉を学生に贈り、普段からの入念な観察と心構えが発見につながると説いたそうです。

大村智先生が土から多くの有用微生物を探しだし、多種類の医薬品を開発してノーベル賞を受賞したのは単なるラッキーではなかったのです。大村先生は
 人のためになることをやる
 人を超えるには他人と同じことをやるな
 失敗を恐れるな。成功した人は誰よりも失敗した人
 常にギラギラしていることが発見につながる
とおっしゃっています。

セレンディピティは努力と人柄の上に醸成されます。

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採用ツール (16/09/01)

採用ツール制作チームが発足しました。当社HPには採用サイトがありますが、これを見て応募する人は皆無です。おざなりに作りっぱなしだったことを反省しています。次代を担う新入社員は会社存続の生命線なのです。私は新卒採用面談のような不特定多数を対象にした採用の現場に何度か立ち会いましたが、数百万円の高額な出費をした割には、十分に会社の魅力を説明できず、失敗を繰り返してきました。他社はツールも専任採用担当者も用意し、上手にプレゼンしていました。お粗末な採用ツールしかなくては武器なしで戦っているようなものです。
建物、設備、規模や知名度では他社と勝負できませんが、

○開発・設計から納品まで自社で行っていて、部品を作っている下請けではない
○大手ユーザーと強固なチャンネルがあり、完成品を自社ブランドで直接販売している
○当社製品は医薬品・食品等の開発、製造に貢献している
○お客様から技術力に高い評価をいただいている
○社員は自分のアイデアを実現できる
○当社装置には機械、電気、ソフト、生物、化学等の技術が必要で各分野の人材が必要

等、通常の中小企業にはない業務体形であることを訴え、さらに入社してからの自分の活躍がイメージできるような採用ツールを作り、採用活動時の武器にしたく思います。ツールを作るのが目的ではなく、採用するのが目的です。ツールは少々変更すればお客様等へのプレゼンツールに変身します。
専門家のアドバイスももらいますが、途中経過を報告しますので、社員からも、意見、アドバイス等をください。応募慣れした学生にアドバイスをもらっても良いですね。

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三島事業所の生い立ち (16/08/17)

何故三島に事業所があるのですか、とよく聞かれます。大学の卓球部の同級生の嫁ぎ先のA家と家族ぐるみで交際させていただいているうち、土地・建物・ご主人付きで当社の援助をお申し出いただいたので、ずうずうしくもお願いして三島事業所を開設し、酸素センサー作りからスタートしました。事業が広がって建物が狭くなったら、都度広げていただき、A様は常に事業者の立場で運営していただいたので、甘えて運営をお願いしてきました。東京または三島で何かの事故があった時、もう一方で継続できるとのリスク対応も考えました。すでに36年が経ちます。トラブルも一緒に悩み、行動してくださったので、心の支えにもなりました。広い場所を優雅に利用させていただいていますが、所在地が地域開発のため一等地になってしまい、このまま甘えていて良いのか分かりませんが、事情が許す限り継続をお願いしたく思っています。
大阪営業所の初代所長の奥さんも大学卓球部の一年後輩です。人の縁を開拓するのも事業には大事な要素です。

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本社の変遷 (16/08/01)

エイブルの創立は1947年頃、板橋・志村のアパートの一室です。場所詳細は不明です。戦後の安普請のアパートでは振動や騒音での近所への気遣いもあって、父の母(未亡人)が建てた新宿区富久町の狭い家に転がり込むように移転しました。エイブルの本社の変遷とマイルストーンは下記です。

1947年 板橋区志村 創立
1949年 新宿区富久町60に移転
1958年 新宿区天神町19に移転
1977年 株式会社石川製作所設立登記(事実上の創業) 本社は天神町
1979年 新宿区東五軒町に開発室新設
1980年 三島事業所新設
1982年 新宿区東五軒町4-15に本社移転
1986年 エイブル株式会社に社名変更
1988年 新宿区榎木町に株式会社バイオット設立 バイオットは数箇所移転後、現在地
2007年 新宿区西五軒町7-9に本社移転

当社は狭くなって移転する歴史でした。それでも、移転後、場所に余裕ができると一時的に業績が悪くなりました。贅沢や良いカッコは向いていない会社なのでしょう。

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