クール・ビズ (14/05/16)
夏は汗をかいてバカらしいと思いながらも、ビジネスに背広・ネクタイをはずせませんでした。2005年小泉元首相がクール・ビズを主導すると背中を押されて、あっという間に普及しました。こんな主導は歓迎です。一方、首がさびしくなった分、ワイシャツ、特に襟元がおしゃれになりました。
しかし、知らない会社を訪問し、対応した人と名刺交換できる確率はきちんとした服装の場合70%を超えるのに対し、ネクタイをせず、ラフな格好の場合10%台だったとする報告を読んだことがあります。人はやはり意識せずにも外見で判断するのです。ビジネスの世界で背広・ネクタイがはずせなかった理由が分かります。
服装で緊張感が変わります。特にお客様と面会する場合、緊張感は丁寧な言葉遣いと同様、相手を立てる手段です。節度を心得たクール・ビズを心がけたいものです。