サバイバル・ギルティ (11/05/02)
2011/03/11に発生した東日本大震災の当日から数日間、殆どのテレビ番組が通常の番組を取りやめて悲惨な被害の画像を繰り返し放映し、日常生活の中でも笑っては非国民と言われかねない雰囲気でした。
こればかり見ているともう再起できないのではないかと思ったり、肉親を助けられなかった事や生きている事への罪悪感に見舞われて、自分を責め、生きる気力が失われる事もあるそうです。そんな心の状態を表す言葉がサバイバル・ギルティで、アメリ力の同時多発テ口の時に生まれた言葉だそうです。
「生き残った事の罪悪」と訳すのでしょうか。このような心の状況から脱却するには早く日常生活に戻り、生活のリズムを作っていくことが大事だそうです。被災者は犠牲者を悼み、昔の良き思い出を持ちながらも、前を向いて歩いていただきたいし、我々も経済の活性化や明るい話題で復興や心の復活を支援したいと思います。