愛ちゃん優勝 (12/02/16)
卓球の福原愛が全日本13回目の出場で初優勝しました。まだ台からやっと顔が出る小さい頃「天才少女現る」というふれ込みで、はちまきをした練習シーンが度々テレビで放映されました。
スマッシュをあびる度にお母さんに泣きつき、なだめられてまた台に向かう姿がかわいくて、卓球人気に貢献しましたが、実力は伸びないだろうと思っていました。全日本に出場すること(きびしい予選を勝ち抜かないといけない)は卓球人(私も卓球人です)の夢なのですが、予想に反して、全日本に13回も出場する実力者になりました。とはいえ日本の試合ではベスト8止まりなのにオリンピックには何回も日本代表として出場していることに違和感がありました。
今回はそんな違和感を払拭する、実力差を見せつけての優勝でした。今までと変わったことは打球点の速さと動きのスピードを維持したまま球を強く打てるようになった事です。去年の実力だったら優勝できなかったはずで、欠点を意識し、補強したのでしょう。目をそらさず自分の欠点を見据えて、改善する事が大事なのは卓球の世界だけではありませんね。