なくて七癖 (11/11/16)
癖のある動作や言い回しをすると相手は違和感や不快感を起こします。しかしそのような癖のある行動をしている人は相手に不快感を与え、自分の品格を落としていることに気付きません。皆さんはどんな癖を見かけましたか。
本人は悪気がないので注意をすると反発されたり、不愉快な顔をされるのではないかと思うと注意するにも勇気がいります。相手が子供だったらすぐ注意できることが、大人はやっかいです。自分だけ違う言動をしていたら要注意。癖は自分だけ気分が良いものです。好感を与える癖なら普及しているはずです。
筆記具を指を軸にくるくる回す・・相当な練習を積んだのは分かりますが、そばにいる人は気が散ってしまいます。ボールペンの芯をカチャカチャ出したり入れたりも同様。
机をタップ・・指で机を絶え間なくたたく。目の前で何かが動くといかにも忙しそうで、相手は追い立てられているようです。恋人は去ります。
尻上がり・・しゃべる時頻繁に文章を途中で切って最後の言葉を尻上がりにする。自己顕示調で気分が悪いだけでなく、聞き手のリズムが狂います。
幼稚言葉、ため口、いんぎん無礼・・公式の場(職場は公式な場です)では分別のある大人のつきあいをしたいものです。「・・ですわ」とか「・・ですな」とは丁寧そうですが、上から目線で尊敬する人に対しては使いませんね。
関西弁・・東京の人が関西弁を使うのはどこかはぐらかして聞こえます。関西人はそれが最も自分を正確に表現する言葉なので堂々と使ってください。
良い癖・・癖ではありませんが温かい表情、会話をもりたてる相づち、ありがとうの言葉、ふとしたユーモア、こんな癖は身につけたいですね。