恥ずかしきことのかずかず (15/06/16)
「思い起こせば恥ずかしきことの数々、今はただ後悔と反省の日々を過ごしております」寅さんが片思いの恋に破れ、旅先から元恋人に宛てて書く手紙の一部です。寅さんでなくても、常識がないために、または何らかの事情で正道を外れた言動をして、思い起こせば恥じ入ることが多々あります。自分の言動が常識外れでいても、自分が第三者にならないと自分の常識外れに気付けません。自分は正しいと思っているから人に注意されると反発します。
恥ずかしきことで終わればよいのですが、一般的にはそれが知らずに自分の人生や評価につながって損をします。これを避けるのは人を鏡(手本)にして自分を写すこと、謙虚に人の言葉を聞くこと、そしてさらに大事なことが一所懸命です。
一所懸命だと、少々の恥ずかしきことは許してもらえます。