【ニーズを形にする】開発型ベンチャー企業 エイブル株式会社 株式会社バイオット

English

お知らせ

2019年 研修旅行

6月13日から1泊2日で、つくば市への研修旅行を実施し、1日目は社内研修、親睦会を行い、2日目は株式会社フジキン様のつくば先端事業所を見学させてもらいました。
2日間とも梅雨にもかかわらず晴天に恵まれたことは、弊社社長の名前に由来しているのかもしれません。


◆1日目

午前中は通常業務を行い、午後からTXを利用してつくばへ移動し、ホテルの会場をお借りしました。

各部署からの業務発表会の様子

親睦会の様子


◆2日目

株式会社フジキン様のつくば先端事業所と、JAXAを見学させてもらいました。
今回の参加人数は総勢60名近くになり、午前と午後のスケジュールを入れ替える2チームで、バス2台に分乗しての移動です。

株式会社フジキン様のつくば先端事業所エントランスにて
 

JAXA


 

この度お世話になりました、株式会社フジキンの皆様への御礼を掲載いたします。

 

エイブル株式会社
株式会社バイオット
会長 石川陽一

 拝啓 過日社員研修でお伺いしました際は身に余る歓迎をいただき、ありがとうございました。有意義かつ楽しい時間を過ごさせていただきました。後でこのような団体を受け入れるのはあまり例がないとのことと伺いましたが、ご準備など、大変なご苦労をいただいたのではないでしょうか。本当にありがとうございました。
 工場を見学させていただき、皆様が明るく、てきぱきと動く姿にお客様に信頼性のある製品を届ける気持ちが伝わってきました。その後のご説明で、新しいニーズに応えるだけでなく、従来の製品もまだ進化させる工夫をされていることに頼もしさも感じました。貴社訪問前に、国内だけでなく、海外との競争がある中で今後、何を強みにされて社業を発展させるのだろうかと他人事ながら気になっていて、それは同時に自社にも当てはまる心配事なのですが、新しいニーズ、性能や信頼性向上への取り組みに答えがあるのだろうと、自分なりに答えを出しました。
 チョウザメ事業も楽しく拝見しました。一次産業は厳しいと言われる中で相当なご苦労があるのだろうと拝察しました。植物との共生でさらに新しい展開を志しているとのことでしたが、その際マテリアルバランスが難しく、スケールアップが容易ではないと推測しております。LED照明の下で床面からの肥料供給とともに水中に炭酸ガスを供給して水中植物を育成するのも一つの方法かと素人ながら考えておりました。
 また、会社案内を伺いながら、何か共同作業ができないものかとの妄想にもふけっておりました。当社は培養装置を作っております。10年ほど前は国内だけが競合でしたが、近年はステンレスやガラスの培養槽を、フレキシブルな合成樹脂に置き換えるシングルユース製品が欧米で開発されて世界標準となり、世界との競合・協業が必須になってしまいました。そんな中でも、抗体医薬や再生医療等の発展に伴って新しいハードウエアへのニーズが出てきております。幸いなことに当社はお客様と直取引のため、お客様研究員との意見交換やニーズの収集が容易にできる環境にありますので、貴社と補完する部分があるのではないかと考えた次第です。近々当方の最近の開発テーマなどもご説明させていただき、協業の検討などさせていただく機会をいただければ幸いです。
 この度は大変な歓迎をいただいたことに再度感謝するとともに、貴社をより身近に感じることができましたので、これが交流のきっかけになれば幸いです。貴社の益々のご発展を祈念するとともに今後への期待も込めてお礼申し上げます。

敬 具